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ブルートレイン「さくら」最後の復活
長崎・佐世保と東京を結び、青色の塗装からブルートレインの愛称で親しまれた寝台特急「さくら」が11月20、21日、門司港駅―長崎駅間に復活する。
JR九州によると、ブルートレインが長崎駅に姿をみせるのは今回が最後になるという。
「さくら」は1959年に登場。
「走るホテル」として人気を集めたが、航空機や新幹線の発達で利用者は減少。
2005年のダイヤ改定で姿を消した。
「富士・はやぶさ」(東京―大分・熊本)も09年に廃止され、九州と東京を結ぶブルートレインは全廃された。
しかしブルートレイン人気はその後も衰えず、臨時列車が何度か運転されたが、車両が製造から40年以上過ぎて耐用年数に達したため、今回で運転を取りやめる。
復活の「さくら」は11月20日午前9時半に門司港駅を出発し、同日午後4時に長崎駅に到着する。
21日は折り返しで午前11時に長崎駅を出発、門司港に午後5時に到着する。
当日は現役時代と同じヘッドマークをつけた電気機関車が6両の客車を引く。
11月21、22日には門司港―鹿児島中央間で復活の「富士」も走る予定で、九州では事実上、これが最後のブルートレイン運行となる。
復活「さくら」の乗車ツアーは長崎駅から門司港駅までの片道コースで大人1万3千円、子ども1万1千円。往復コースもある。
往復はがきのみの受付で、29日締め切り(当日必着)。
問い合わせはJR九州旅行北九州団体旅行支店へ。