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マイクロエース キハ22(阿武隈急行色)
マイクロエースのキハ22に、珍しい第3セクター仕様が登場です。
実車は国鉄丸森線を転換した阿武隈急行が開業の1986年から全線開通・電化の1988年まで国鉄・JRを通して借用していたもの。
クリーム+水色の爽やかな塗装に彩られていた。
モデルは2005年発売の国鉄仕様の色替えバリエーション。
ベンチレーター6個・プレスドアの形態で、もともと屋根一体のため車体色のオデコ部も難なく再現しています。
実車の単行~2連運用に即した2輌セット。前・尾灯はすべて点灯します。

価格
塗装済完成品2輌セット:12,180円

セット内容
キハ22 148(M)+キハ22 159

キハ22 阿武隈急行色
客車列車の気動車化が進展するに従い、寒冷地向けの車両が開発されました。
当初使用されていたキハ12やキハ21は十分な耐寒性能が無かったことから、酷寒地用として登場したのがキハ22です。
2扉デッキ付、側面窓は1段上昇式の二重窓とされています。
1958(昭和33)年から1962(昭和37)年に掛けて170両が製造された0番台と1963(昭和38)年から製造され、室内灯が蛍光灯に変更され、143両が製造された200番台に大別されます。
主に北海道と東北地方の一部で使用されました。
阿武隈急行は国鉄丸森線を第3セクター方式で承継した路線です。
1986(昭和61)年の開業当初は全線開通しておらず、槻木~丸森間で暫定営業を行いました。
この際に国鉄から5両のキハ22を借り入れており、1988(昭和63)年の全線開業までのおよそ2年間のみオリジナルカラーで活躍が見られました。
全線開業後には8100系の投入に伴い、キハ22は全車がJR東日本に返還されています。

マイクロエース キハ22(阿武隈急行色)